現在、国会では安保関連法案などの重要法案が審議されています。安倍内閣は、出来る限り支持率の下げを小さくしながら、強行採決を目指しています。本日の朝日新聞は、９月末までの会期延長を報じています。
その先にあるのは２０１５年参院選です。この安保国会を強行採決で切り抜ければ、秋以降来年の春にかけて、政権浮揚が行われる政治スケジュールになっています。支持率を回復させて参院選での圧勝を目指していることでしょう。
現在は、自民党単独では１１５議席です。参院２４２議席の過半数に達していません。自民党は２０１５年参院選で単独過半数を目指しています。すでにその準備が行われています。
繰り返しますが、安倍内閣にとって「この国会を切り抜けること」こそが、最大の参院選対策なのです。
そんななかで、すでに、参院選のために「組織内候補」が擁立されています。組織内候補というのは、１つの具体例としては、「ゆうちょグループ」が比例代表で推す候補があります。現在、貯金の上限を１０００万円から「３０００万円」にしようという案が出ていますが、これはゆうちょグループの票の取り込み策です。
歯科医師会の迂回献金も、組織内候補の支援のためだと言われていますね。
そんな「組織内候補」というものがどんなものなのかを、具体的に見ていこうと思っています。
もちろん、いつものように
・内閣支持率チェック祭り
・政治スケジュールチェック
・辺野古情勢
なども行います。
ぜひともご覧ください。
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