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情報資料:大阪会議第2回流会(産経2015年8月13日朝刊)
情報資料:大阪会議第2回流会 讀賣新聞2015年8月14日
維新と自民、対立の深さ浮き彫り…大阪会議流会
2015年08月14日
大阪の広域課題を協議する13日の「大阪戦略調整会議」(大阪会議)が流会したことは、大阪維新の会と自民党の対立の深さを浮き彫りにした。双方の激突が予想される11月22日投開票の大阪府知事・大阪市長のダブル選も控える中、「ポスト大阪都構想」を巡る前向きな議論は期待できない状況になっている。
大阪府と大阪、堺両市の首長と議員計30人で構成する大阪会議。会長の今井豊府議(維新)はこの日午前10時から大阪市役所で第2回会合を開くと通告していたが、維新主導の運営に反発する自民、共産と竹山修身堺市長は姿を見せず、成立に必要な定足数(3自治体の委員各10人のうち、それぞれ7人以上)に達しなかった。
維新代表の橋下徹大阪市長は「維新も自分たちに都合の悪いことが決まりそうになれば欠席を考える。大阪会議は死滅した」と、自民を痛烈に批判した。
大阪会議は元々、「都構想で大阪市をなくさなくても、府市の協議で二重行政は解消できる」として、自民が設置を提案した。維新には、「提案者の自民が流会させた」と示すことで、会議の機能不全をアピールし、都構想再挑戦への足がかりを得る狙いがある。
だが、再挑戦のハードルは高い。市長選で、引退する橋下氏の後継候補を立て、知事選と合わせて勝利したとしても、維新が過半数に満たない府市両議会の構成が変わらない以上、都構想の制度案を再び可決するめどは立たない。
一方、欠席した自民府議団の花谷充愉幹事長はこの日、「(橋下氏らが)会議を殺しに来た」と不満をぶちまけた。議事運営を差配する会長ポストを押さえる維新に対抗し、今後、条例改正による運営ルールの見直しで会長の権限を弱めるなどして、主導権を奪還する方針だ。
ただ、改正条例が成立しても、府と大阪市で各5人の委員を抱える維新が欠席すれば、定足数に届かず、次回以降の大阪会議は開けない。泥仕合の様相に、公明党大阪市議団幹部は「ダブル選で決着をつけるまでは、何も動かないだろう」とため息をついた。
(http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20150814-OYO1T50000.html)
過去の大阪市長選挙結果
2014年 大阪市長選挙結果
投票率は23.59%で、前回の60.92%を大きく下回り、過去最低
2011年、大阪市長選挙結果
最終投票率:60.92%(前回比:+17.31ポイント)
2007年、大阪市長選挙結果
平松邦夫 民主党・国民新党推薦。社民党支持 元毎日放送アナウンサー
關淳一 自民党・公明党推薦 大阪市長(現職)
過去の大阪府知事選挙の結果
2011年、大阪府知事選挙結果
投票率は52.88%で、前回2008年の48.95%をやや上回った(前回比 +3.93%)
2008年、大阪府知事選挙結果
2004年、大阪府知事選挙結果
投票率:40.49%[2](投票者数2,804,820名)前回44.58%を下回り過去最低の投票率
大阪都構想の結果(2015年5月17日)
反対側には、民主党府連、自民党大阪市議団、共産党大阪府委員会、公明党大阪府本部など。賛成は維新のみ。情勢分析:2015年8月14日現在
大阪府知事選挙 知事選挙日程
大阪ダブル選挙は、以下の日程だ。- 大阪府知事選挙(告示11月5日、投票11月22日)
- 大阪市長選挙(告示11月8日、投票11月22日)
府知事選挙、立候補表明情報
まだ報道なし。市長選挙、立候補表明情報
自民府連が柳本顕氏擁立へという報道が出ている。維新の会からは、松井知事が市長に転出?、と報じられている。
ただ、どちらもそのような声が出ていると報じられているだけで、確定ではない。
参考になる選挙結果は、2011年の大阪市長選挙だ。さらに参考になるのは大阪都構想の住民投票の結果だろう。