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情報資料:(続報)自民県議が会長の安保法制反対運動
安保法案 庄原で反対組織集会 市民900人 決議案を採択
中国新聞朝刊2015年8月11日
庄原市選出の自民党関の県議と、同紙市議の有志19人が中心となって結成した「ストップ・ザ・安保法制」庄原市民の会主催の市民集会が10日、同市の市民会館であった。市民約900人が参加。安全保障関連法案の反対を訴え、決議案を採択した。
会長を務める小林秀矩県議(63)=自民議連=が「国の平安が一内閣によって覆されようとしている。おかしいことはおかしいと言える国民でいよう」とあいさつ。賛同する市民4人が戦時中の体験を話したり、子供を持つ母親の心境を語ったりした。
最後に「安倍政権の行為は、憲法を中心とする法的安定性を一方的に覆す暴挙であり、断じて許せない」との決議案を採択した。元中国新聞社論説委員の大平泰氏の講演もあった。
同会は7月31日に発足。市民や市民団体の入会を募りながら、同法案に反対する署名活動を続けている。
(伊東雅之)
情勢分析
続報だ。自民県議がどうどうと安保法制に反対する運動の会長をつとめている。広島県では先日、平和祈念式が執り行われたばかり。今後、終戦記念日(敗戦記念日)を経て9月にかけてどのような報じられ方をするのか注視しておきたい。自民党の若手議員の中には、政権の足を引っ張る発言をする議員も中に入るが、これくらいハッキリ政権の方針に異を唱える自民党の議員が現れていることへの、自民党本部や自民県連の反応はどうなるだろうか。