韓国からのMERSの流入などがあれば、外務大臣会談は吹っ飛ぶだろう。つまり、そのあたりを探っての今のタイミングでの外務大臣訪日決定と推測しておく。
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朝日新聞朝刊1面2015年6月17日 |
▼日韓間問題
- 従軍慰安婦など歴史問題
- 領土問題
- 世界遺産登録問題
- 戦後70年安倍談話問題
- MERS
- 日中韓FTA
- 水産物輸入禁止措置
- 日韓軍事情報保護協定
世界遺産登録問題については、日韓間で事務レベルの協議が続いており、韓国サイドは「進展がある」と発言し先日大きく日本国内でも報道されている。その後トーンは弱まったが、今回の日韓外務大臣会談で、何らかの答えが出るのかどうか。
特に、歴史問題から由来する戦後70年安倍談話の内容によって、日韓外交の未来が決まるような情勢となっている。国交正常化50周年の2国間の最重要ファクターだ。
またMERS問題の行く末も情勢に大きく影響する。MERSが国内で発生すれば外務大臣会談はふっとび、日韓関係にも影響する可能性がある。安倍内閣は責任を韓国に押し付ける主張をする可能性もあるだろう。そうなれば内閣の支持率にも確実に影響する。
世論調査では、お互いに相手国への負の感情を持っていることが分かっている。会談を通じた声明などの発表で、国民感情にどのような影響がでるのか。