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2015年6月5日金曜日

胸触って「触診」維新・井戸正利【週刊新潮報道】について分析

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胸触って触診維新井戸正利
週刊新潮報道で、大阪維新の会の井戸正利市議が、役職を辞任した。

今後、国会における維新の幹部のコメントやふるまい方に影響があるかどうか、注視しておく。
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『 問題の写真は4日発売の週刊新潮が掲載した。平成25(2013)年にあったとされる維新市議の酒席で、井戸氏が女性市議の胸を触る様子や、別の維新の男性市議がこの女性市議に抱き付く場面が写っていた。

 他の議員から辞職などの申し出はない。

 女性市議は取材に対し、「いっぱい(酒を)飲んだ。犯罪ではない」と話し、被害者意識はないとしている。

 井戸氏は大阪府出身。23年に初当選し、現在2期目を務めている。医師でもあり、週刊誌の取材に「触診です」などと答えていた。』
(http://www.sankei.com/west/news/150605/wst1506050026-n1.html)

情勢分析:

2013年の写真を今、新潮が出してきた。古いネタだ。

どこのリークかはわからないが、国会での安全保障関連法案の審議おいて、政権が苦しくなったタイミングで、採っておいたものを出してきた。にしては相手は小物で、井戸議員を貶めるために新潮がわざわざ報じるのかといえば、そうではないと考えておくのが良いだろう。

こういう報道は、真偽を考えることにあまり意味はない。どのような効果があるのかという視点で分析しておく。

現在、国会では、年金情報流出問題において、民主と維新が共闘する形となってきている。その矢先の市議レベルのスキャンダル報道だ。維新の足を止める目的かもしれない(推測)。実際、対応次第ではその効果はある程度ある可能性がある。

この弾は何番目くらいだろうか。破壊力は爆弾とはいえないが、牽制する目的としては意味がある。まだ他にネタがあるぞという脅しにもなるだろう。

今後の維新幹部の発言やふるまい方に影響が出るかどうか注視しておく。

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