2015年7月21日火曜日

【GDPシェア】BRICSとG7が今年逆転か(購買力平価ベース)

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G7とBRICSのGDPシェアのグラフを日経朝刊2015年7月21日が報じている。G7とBRICSで世界経済の約6割のシェア。米国と中国がひときわ大きく、合わせて世界の約3分の1。米中の経済成長が世界経済のカギを握ることがよく分かる。
G7とBRICSのGDPシェアのグラフを日経朝刊2015年7月21日が報じている。G7とBRICSで世界経済の約6割のシェア。米国と中国がひときわ大きく、合わせて世界の約3分の1。米中の経済成長が世界経済のカギを握ることがよく分かる。
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BRICS、経済規模でG7に肉薄 14年世銀まとめ

G7とBRICSのGDPシェア
日本経済新聞朝刊2015年7月21日
    2015/7/21 0:53
    日本経済新聞 電子版

 中国、インド、ロシア、ブラジル、南アフリカの新興5カ国(BRICS)の経済規模が先進国に肉薄している。世界銀行によると、物価の格差を調整した購買力平価ベースの2014年の国内総生産(GDP)は、33.1兆ドルと前年比7.5%増。主要7カ国(G7)は34.5兆ドルで15年に肩を並べる可能性も出てきた。新興国の勢いは足元では鈍っているが、全体では拡大基調が続いている。

 世界全体をみると、108.5兆ドルでBRICSは30.6%を占めた。30%を超えるのは初めてだ。国別にみると中国は18兆ドルと前年から8.9%増え、17.4兆ドルだった米国を抜き首位に立った。世界3位のインドは9.0%増の7.4兆ドルで、0.4%増の4.6兆ドルだった4位の日本との差を一段と広げた。

 G7は前年から3.2%増えたが、伸び率はBRICSの半分以下にとどまった。15年の伸び率が14年と同じだとすると、BRICSは35兆6213億ドル、G7は35兆6278億ドルとなり、ほぼ同水準に達する。

 三菱UFJモルガン・スタンレー証券の鹿野達史・景気循環研究所副所長は「新興国の勢いは足元で鈍っているが、シェアを拡大する流れは変わらない」という。

 BRICSは今月、ロシアで首脳会議を開き、新興国の地位向上に向けて協力を進める姿勢を打ち出した。5カ国が共同出資する新開発銀行の正式発足も宣言した。世界経済・政治への影響力は一段と増しそうだ。
(http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS18H0W_Q5A720C1NN1000/)

情勢分析

改めて、BRICSの規模感を理解しておく。このグラフでは、地政学的に関係が近い中国・インド・ロシアを合わせて25%を超えている(26・9%)。

また、ロシアはG7から経済制裁を受けているが、太平洋を挟んだ同じくBRICSのブラジルとの貿易が良好だという話もある。

BRICS諸国の経済協力の枠組みが、複数のシステムで強化されてきている。ユーラシア大陸でつながる中・印・露がつながることの効果は大きい。中央アジアを中心とした経済圏を作り市場を独占したいと考えるだろう。

日本は、この中では、地政学的に中国の市場が最も近いが未だに日中韓FTAは締結できていない。ロシアは国境は接しているが、近場の市場は大きくはない。ただし開発に参加できる可能性もある。ただしG7はロシアに経済制裁中だ。イランの市場への期待は高まるが、地政学的に遠い。TPPと東南アジア市場にどこまで期待できるかだ。

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