2015年9月2日水曜日

対ISで共闘!アルカイダとタリバン! なぜここまでリスクが高まってるのに石油の値段が下がるんだ!?

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ロイターが、タリバンとアルカイダが共闘と報じている。ISがアフガニスタンやパキスタンに本格的に進出していることから、外圧を受けたタリバンとアルカイダはこれまで異常にまとまるようだ。
ロイターが、タリバンとアルカイダが共闘と報じている。ISがアフガニスタンやパキスタンに本格的に進出していることから、外圧を受けたタリバンとアルカイダはこれまで異常にまとまるようだ。

イスラーム国(イスラム国メンバーへの緻密な取材に基づいているとか)


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情報資料

打倒ISISで2大テロ組織が共闘 あのアルカイダが自らタリバンの軍門に下るほどの非常事態とは

2015年8月31日(月)13時01分

最高指導者 アルカイダのザワヒリはタリバンへの忠誠を表明 REUTERS

 アフガニスタンとパキスタンは、3つの主要なイスラム過激派テロ組織が併存する唯一の地域だ。その1つであるISIS(自称イスラム国、別名ISIL)が勢力を拡大させるなかで、これまで緩やかに連携してきた残る2つの組織、アルカイダとタリバンの合体が加速する可能性が出てきた。

 ISISは昨年以降、中東だけでなくアフガニスタンとパキスタンへ本格的に進出している。一方のタリバンは、ISISの台頭に加えて、最高指導者ムハマド・オマルの死により打撃を被っていた。タリバンは先月末、13年にオマルが病死していたと明らかにしたばかりだ。

 しかし先週、タリバンの立場を大幅に強める動きがあった。アルカイダの最高指導者アイマン・アル・ザワヒリがタリバンへの忠誠を表明したのだ。「(ウサマ・)ビンラディン指導者や殉教した同志たちがオマル師に忠誠を誓ったように、私も忠誠を誓う」と、ザワヒリ(とされる人物)はネット上に公表された録音メッセージで述べた。

ISISに広大な土地を奪われたタリバン

 オマルの後を継いだアクタル・ムハマド・マンスールは、一部の有力タリバン幹部とアルカイダ系グループから最高指導者として認められていなかったが、ザワヒリの忠誠表明により、リーダーとしての正統性が強まるかもしれない。これでタリバンとアルカイダの一体化も進む可能性がある。

 ISISは、タリバンとアルカイダからの離反を誘い、勢力を広げようとしてきた。1月には、アフガニスタンとパキスタンの一部を「ホラサン州」として「領土」とすると表明。同州の幹部に任命された12人のうち少なくとも5人は、タリバン系組織を離脱した面々だった。ISISは6月、タリバンが支配していたアフガニスタンの広い地域を支配下に収めたとも報じられている。

 世界を震え上がらせてきた2つの過激派組織は、強力なライバルの進撃を止められるのか。
[2015年8月25日号掲載]
(http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2015/08/isis2_1.php)

ホラサン(ホラサーン)州地図

※wikipedia「ホラサーン」より引用

イスラム国の支配地域

引用元:http://thepage.jp/detail/20150825-00000002-wordleaf

情勢分析

国内ではほとんど報じられることがなくなっている「IS」問題。ウェブでイスラム国の支配領域の地図を調べても、パキスタンやアフガニスタンの状況はいまいちよくわからない。

今、中東は、ISだけではなく、かなり地政学的に力学の働き方が変わってきているので、それも踏まえて注目しておく。

そこかしこに手をを出すIS

ISが勢力を広げ、そこかしこにちょっかいを出している。連係を取る勢力もそこかしこで動いている。その影響が今回のタリバンとアフガニスタンの共闘という報道に繋がったのだろう。

イラン核協議の進展と不満を持つ周辺国

同時に、忘れてはいけないのは、イラン核協議の進展だ。これによって周辺国は不安を感じるだろう。イスラエルは最も過敏に反応している。さらに、ヨルダンやエジプトなどの親米国だったはずのスンニ派諸国は、イラクと米国の歩み寄りに不満を感じ、ロシアに急接近し、原子力協力などを次々に受けだしています。

融和ムードから一転、両軍が戦闘 インド・パキスタン

また、一旦融和に向かうと見られていたパキスタンとインドも、カシミール地方で両軍が戦闘を行い犠牲者が出てしまいました

イスラム国リスクがあるのに、オイル安の理由

その原因となっているイランは今後国際社会復帰に向けてオイルの増産準備に入っている。そしてオイル安に拍車がかかると見られています。

不思議なことにISによって中東が不安定になっているにもかかわらず、エネルギー安全保障の話題にISは登らない。なぜだと思ったら、ここに情勢分析がありました

リスクが高まっていないのではなく、リスクは高まっているが、それ以上に景気が世界全体で落ち込み、石油が余ってしまっているという分析です。

日本の人道的支援はエネルギー安全保障のためという視点

また、対ISの日本の人道的支援は、エネルギー安全保障の一環だという分析もなされています。つまりISの手によって犠牲になった二人の日本人はすでにエネルギー安全保障のためだったということになります。

この相関関係はあまり言及されることがありません。ペルシャ湾の機雷掃海の前にすでにエネルギーの安全保障のために民間人が犠牲になっていたと言えるかもしれません。あまりにリンク先の内容が素晴らしいので中野さんの最新刊を注文しておきました。

アルカイダとタリバンが共闘すれば・・・

最後に、アルカイダとタリバンが共闘するという流れになるならば、今後、この2つのテロ組織をバックアップする国が出てくるかもしれません。

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1 件のコメント:

  1. イスラム国がアメリカの支援を受けているということは、反米でタリバンとアルカイダ(本物)がまとまるのではないか?

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いつもお読みいただいてありがとうございます!コメントよろしくお願いいたします。