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2015年9月15日火曜日

TPP大激震! カナダ総選挙の世論調査で「中道左派」政党が大躍進!政権交代で保護貿易の方向性へ!

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TPP交渉参加国のカナダの総選挙が10月19日の投開票にむけて進んでいる。最新の世論調査では、とんでもない結果が出て、国際情勢に激震が走っている。

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ロイターは以下のように報道している。
[オタワ 8日 ロイター] - 7日遅くに発表されたNanos社が実施した世論調査結果によると、10月19日に総選挙を控えるカナダで、与党・保守党は左派系の2大野党から大きく引き離された。

同調査によれば、中道左派の新民主党(NDP)の支持率は32.7%、同じく中道左派の自由党は30.8%、中道右派の保守党は26.2%だった。1カ月前の同社調査では、保守党が5ポイントの差で野党をリードしていた。

ハーパー首相率いる保守党は4期連続の政権維持を目指しているが、汚職スキャンダルに見舞われるなど、逆風が吹いている。
カナダの現在の議会内のパワーバランスはwikipediaによると以下のとおり。
庶民院院内勢力
  保守党 (164)
  新民主党 (100)
  自由党 (35)
  緑の党 (1)
  保守系無所属 (1)
  無所属 (1)
  欠員 (1)
この世論調査に基づけば、カナダでは差は政権が誕生する可能性が否定出来ない、というより可能性が高いと見ておくのがよいだろう。

当然、交渉参加国は、カナダの総選挙前にTPPの大筋合意を成立させたいと考えて、9月下旬の閣僚会合を急いでいる。

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