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武藤貴也さんのツイート
(引用元:https://twitter.com/takaya_mutou/status/626794745965056009)これを読んで、私なりに、なぜ、中国大使館前や朝鮮総連前ではなく、官邸前や国会前なのかについて答えを書いてみようと思う。
なぜ、中国大使館前や朝鮮総連前でなく官邸前や国会前なのか
Q:なんで、中国大使館や北朝鮮朝鮮総連の前で反戦を訴えないのか?A:日本国では、日本国憲法によって国民主権が定められているのですね。ですから日本政府に対して、日本国籍を有するこの国の主権者たるものが、法案への不満や予算の失効などについて訴えかけるのは憲法に定められている権力の行使であり合理的な行為なのですね。今回は安保関連法案が憲法違反だという疑いが向けられていますので、その法案を廃案にすべきだと訴える先は、中国や北朝鮮ではなく日本国政府となるのが合理的です。
一方、中国大使館や北朝鮮朝鮮総連の前で反戦を訴えても、中国や北朝鮮という国の主権は日本人にはありませんので、軍事予算や軍事行動を変えさせる実効性が薄いと考えられます。
ただし、武藤さんの信念を全面否定はしません。戦争回避の効果が無いとも言い切れ無いのではないかと思います。
武藤貴也さんは、信念と確信を有言実行すべき
武藤貴也さんは以下のように信念や確信を述べていらっしゃいます。「戦争したくないなら国会周辺ではなく領海侵犯を繰り返す中国大使館前やミサイル実験を繰り返す北朝鮮朝鮮総連前で反戦の訴えをすべきだ」
「国会前で叫んでも中国や北朝鮮の行動は変えられない」私はこれを全面否定するつもりはありません。憲法に定められている国民主権に基づいた合理的な考え方ではないとは思いますが。
武藤さんは「戦争をしたくないなら中国大使館前や朝鮮総連前で反戦の訴えをすべき」という信念や「国会前で叫んでも中国や北朝鮮の行動は変えられない」という確信をお持ちの国会議員なのですから、その信念と確信に基づいて、反戦の訴えを中国大使館や朝鮮総連前で行っていただけるのではないかと思います。私の国民主権の考え方とは異なりますが、信念の人がいらっしゃるのだなと敬意を評します。
ここまで武藤貴也議員は平和を作り出す方法を悟っているわけですから、それにもかかわらず行動に移さないということは「戦争をしたい」と思っていると勘ぐられるのではないかと心配しております。
有言実行、期待しております。