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情報資料1:G7閣僚会合開催地
内閣府HPより
情勢分析:伊勢志摩サミットと参院選2013の関係
サミット(閣僚会合)開催都市選定は、経済政策かつ選挙対策
G7伊勢志摩サミットの10の閣僚会合の場所が決定している。- 宮城県仙台市
- 新潟県新潟市
- 長野県軽井沢町
- 茨城県つくば市
- 富山県富山市
- 兵庫県神戸市
- 岡山県倉敷市
- 広島県広島市
- 香川県高松市
- 福岡県福岡市
サミットに名乗りを上げる都市は、サミットによってお金が地元に落ちることを期待する(それだけではないだろうが)。当然政権与党に対する好感度は高まることだろう。誘致した政治家に対する恩義も感じることだろう。
さて、上記の10都市のうち、私が提唱している「民主党防衛1人区」(後述)は、赤線で囲んだ4選挙区だ。
まずは、私が独自に分析して選定した「民主防衛1人区」について説明する。
「民主防衛1人区」の特徴
- 1人区(選挙区から1人のみ当選)
- 2016年参院選で改選を迎えるのは民主党議員
- 2010年民主政権下の追い風で当選
- 自民政権下の2013年参院選では民主に逆風。自民党議員が当選
- 2016年参院選でも逆風が予想される(一時期より弱まるだろうが)
全国で10ある民主防衛1人区
▼民主党防衛1人区- 宮城
- 福島
- 山梨
- 新潟
- 長野
- 岐阜
- 三重
- 滋賀
- 奈良
- 岡山
つまり、伊勢志摩サミット会場(閣僚会合含む)11選挙区のうち、実に5つの都市が、2016参院選において民主防衛1人区となっている。
- 宮城県(2010自1民1)→(2016年1減で1人区に)
- 新潟県(2010自1民1→(2016年1減で1人区に)
- 長野県(2010自1民1→(2016年1減で1人区に)
- 岡山県(2010民1)→(そもそも1人区)
- 三重県(2010年 民1)→(そもそも1人区)
(1減1人区)宮城県・新潟県・長野県選挙区
2010年 自民1民主1(民主政権下選挙)2013年 自民1民主1(自民政権下選挙)
2016年 1減で1人区に(自民政権下選挙)
(そもそも1人区)岡山県・三重県選挙区
2010年 民主1(民主政権下選挙)2013年 自民1(自民政権下選挙)
2016年 1人区 民主に逆風(自民政権下選挙)
「1減1人区」と「そもそも1人区」の選挙情勢は、微妙に異なる。
- 1減1人区
民主が負けた場合→自民(変化なし)民主(−1) - そもそも1人区
民主が負けた場合→自民(+1)民主(−1)
今一度、G7伊勢志摩サミット(閣僚会合)の開催都市のうち「民主防衛1人区」を確認しておく。
- 宮城県(2010自1民1)→(2016年1減で1人区に)
- 新潟県(2010自1民1→(2016年1減で1人区に)
- 長野県(2010自1民1→(2016年1減で1人区に)
- 岡山県(2010民1)→(そもそも1人区)
- 三重県(2010年 民1)→(そもそも1人区)