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情報資料:平野達男立候補取りやめへ報道
平野達男元復興相、岩手県知事選の立候補取りやめへ
2015年8月7日11時53分
岩手県知事選(9月6日投開票)に立候補を表明していた元復興相の平野達男参院議員(61、無所属)が7日、立候補を取りやめる意向を固めた。午後に岩手県庁で記者会見を開いて表明する。安全保障関連法案を進める安倍政権の支持率が下がるなか、苦戦を強いられている埼玉県知事選に続き、岩手県と平野氏辞任に伴う参院補選で3連敗しかねない事態を避けるべきだという自民党本部の意向が働いたとみられる。
平野氏は、地元が同じ小沢一郎氏と民主党などで行動を共にしていたが決別。今年4月、「小沢王国」を切り崩したい自民党の働きかけで立候補を表明した。平野氏側の説明によると、東日本大震災からの復興の進め方などを訴えたい考えだったが、国政課題の安保関連法案が争点化しつつあり、焦点がずれてしまうことへの懸念が取りやめる理由になったという。
岩手県知事選では、小沢氏が率いる生活や民主、共産が、3選を目指す現職の達増拓也氏(51)への支援を決めている。
(http://www.asahi.com/articles/ASH873JJ5H87UTFK005.html)
情勢分析
平野達男が立候補を取りやめることを表明するという報道だ。さて、6月30日に私は、以下のように分析していました。
実は、この岩手県知事選挙で見過ごしてはいけない重要な事実があります。平野達男は参議院議員の資格を立候補と同時に自然消滅するという形にするとしています。つまり立候補まで参議院議員をやめないのです。平野達男が立候補を取りやめれば、その後の参院補選もなくまります。となれば与党側は2連敗を回避することが出来ます。支持率低下が続く与党としては懸命な判断といえるでしょう。
これは何を意味しているのか。
立候補を取りやめるという可能性を否定しきれない、ということになります。可能性の問題を念頭に置いておくのは重要です。
(http://seijijousei.blogspot.jp/2015/06/blog-post_30.html)
野党は2連勝を逃した形になります。不戦勝をどのようにつなげていくのかに注目しておきます。