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2015年8月16日日曜日

【参院選2016 激戦区】山梨県選挙区情勢 前回、超大激戦を制した輿石東(民主)が議席を守れるか?

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2016年7月に行われる第24回参議院議員選挙、山梨県選挙区の情勢をお伝えする。今回は第22回参院選で「大激戦」を制して当選した民主党輿石東議員が改選となる見込みだ。内閣支持率、政党支持率などを見ながら、情勢を見てみる。
2016年7月に行われる第24回参議院議員選挙、山梨県選挙区の情勢をお伝えする。今回は第22回参院選で「大激戦」を制して当選した民主党輿石東議員が改選となる見込みだ。内閣支持率、政党支持率などを見ながら、情勢を見てみる。

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参院選2016 山形県選挙区の注目点

前々回民主当選、前回自民当選の「民主防衛選挙区」

山梨県選挙区は、前々回(2010)民主が議席を取り、前回(2013)自民が議席をとった選挙区だ。 同様な選挙区は6つ存在する。これらの選挙区で民主が議席を確保できるかに注目が集まる。これらの選挙区で民主が防衛できるかがは2016年参院選の焦点の1つだ。

激選を制した民主輿石東の防衛戦

2010年に当選した参院の副議長を務める参院のドン・輿石東が、今回改選を迎えるとみられる。2016年7月の告示日には80歳となっている。(2015年8月16日現在、まだ民主党は公認を決定したと発表していない)。民主党政権下で当選をつづけてきた輿石が議席を守れるかどうかに注目が集まるだろう。

自民党は、2015年8月16日現在、山形県選挙区での擁立を発表していない

2010年参院選は自民・民主が大激戦だったが、今回においては、政権支持率、与党支持率合計ともに下がっており自民候補の得票数・得票率に影響する可能性がある。

ただし民主支持率も2010年参院選と比較して下がっている。とはいえ輿石は固い地盤を固めきれれば勝負が付く可能性があると見る。

立候補予定者

2015年8月16日の段階では、民主・自民ともに公式発表なし。

今回改選の2010年第22回参院選当選者と開票データ

第22回参議院議員通常選挙 (2010年(平成22年)7月11日執行)
当日有権者数:702,067人  投票率:64.04%(前回比:ポイント)
当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧別 得票数 得票率
輿石東 74 民主党 187,010票 43.0%
宮川典子 31 自由民主党 183,265票 42.2%
花田仁 49 日本共産党 32,274票 7.4%
根本直幸 44 無所属 19,390票 4.5%
木川貴志 36 無所属 12,721票 2.9%
民主党政権下で、得票率43・0で当選となっている。自民候補宮川典子の得票率も拮抗し大激戦区だった。ただし宮川典子はその後衆議当選を果たしており、今回自民党は新たな候補者を探すことになる。

前回2013年第23回参院選データ

では、前回の2013年第23回参院選のデータを見てみる。
第23回参議院議員通常選挙 (2013年(平成13年)7月21日執行)
当日有権者数:696,851人  投票率:56.65%(前回比:ポイント)
当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧別 得票数 得票率
森屋宏 56 自由民主党 142,529票 36.1%
坂口岳洋 42 無所属 75,686票 19.2%
青木茂樹 44 無所属 61,834票 15.7%
米長晴信 47 みんなの党 58,750票 14.9%
遠藤昭子 61 日本共産党 36,082票 9.1%
林祥三 65 無所属 3,969票 1.0%
田辺丈太郎 32 幸福実現党 3,220票 0.8%
自民党候補が、得票率36・1%と低得票率ながらも、その他の候補が乱立したこともあって、当選している。

坂口岳洋はもともと民主衆議院議員。この選挙でも民主党は坂口擁立を決定したが、坂口は民主党を離党し無所属で立候補した。その後、民主党に復党したとされている。

情勢分析

最新の2013年衆院選では自民党が当選。だがその地盤は脆弱だ。得票率も30%中盤、得票数も減らしている。2013年は安倍内閣の支持率は今と比較して大幅に高く、さらに与党の政党支持率合計も高い。


自公
(安倍内閣支持率)
その他
(不支持)
うち護憲 支持なし
2010年7月参院選後 29 33 5 23
2012年12月衆院選後 39 25 4 28
2013年7月参院選後 49(64) 19(24) 5 27
2014年12月衆院選後 41(51) 25(41) 8 31
2015年7月 39(43) 15(49) 5 41
※その他には新党改革・幸福実現党は含めず

更に詳しく、過去選挙とのデータ比較を知りたい方は以下のエントリーをどうぞ。

【超力作 参院選2016 情勢】次回2016年7月参院選予測!過去選挙結果と内閣支持率・政党支持率データの比較分析から導き出す!

これらのデータを踏まえれば、現段階2015年7月において、2010年参院選より与党支持率は下がっている。2010年参院選は自民・民主が大激戦だったが、今回においては、政権支持率、与党支持率合計ともに下がっていることが選挙情勢に影響する可能性がある。

民主党の支持率は、2010年7月選挙直後で「28%」だった。現在は民主党の支持率はこれより大幅に低下しているが、輿石東の地盤は固いとみる。野党の選挙協力が行われるかどうかにも注目しておきたい。

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