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情勢分析
正式に、自民県連が、天野篤教授に断られたことが報道されている。すでに、各紙が水面下の動きを報じていた。6月に、自民党「本部」 と立候補を表明している上田知事陣営の双方が世論調査を行った。どちらも現職上田知事が有利という結果。
自民党本部は、世論調査を県連に示して諦めろと伝えていた。さらに上田知事側の世論調査ではダブルスコアで上田優勢という結果が出ていたという。
報道では「皇室の政治利用」に当たるという批判によって、天野教授が断念したという報道だったが、中央政界での安保の審議も影響していた可能性があるのではないかと見ておく。憲法違反という強い評判が立っている政権の方針は、地方政治に波及する可能性がある。
続く9月の岩手県知事選でも、自民の支援を受けた平野氏は、自民推薦色を薄くしようとしている。国会の会期が延長した分、より影響を受ける選挙が増えると見ておく。当初は8月上旬までの審議と見られていた。会期延長は様々な政治スケジュールに波及する可能性がある。情勢を分析し直す必要があるだろう。