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2015年8月17日月曜日

【参院選2016 東京都選挙区 情勢】なんと2議席ある民主党の防衛戦!自民2議席狙う 1増枠に共産・小池晃が入るか?

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2016年7月に行われる第24回参議院議員選挙、東京都選挙区の情勢。今回1増で、当選者は5人出る。民主党政権下で2議席を確保した民主党は、この議席を確保できるのか。5議席目を共産の小池晃が確保できるのか。自民は前回2010年の第22回参院選と同じように2議席を確保できるのかなどに注目しておきたい。
2016年7月に行われる第24回参議院議員選挙、東京都選挙区の情勢。今回1増で、当選者は6人出る。民主党政権下で2議席を確保した民主党は、この議席を確保できるのか。6議席目を共産の小池晃が確保できるのか新人、山添拓が新たに獲得できるのか。自民は前回2010年の第22回参院選と同じように2議席を確保できるのかなどに注目しておきたい。
(最終更新日2015年8月19日)

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2016年第24回参院選 注目点

  • 1増。5議席から6議席となる。
  • 民主党が政権下で2議席も確保していた選挙区だ
  • 民主党が2議席守れるか。
  • 自民党が前回に引き続き1議席から2議席に増やせるか。
  • 1増枠に共産党・小池晃が入れるか。
今回改選を迎える2010年の第22回参院選では、民主党がなんと2議席も(失礼)も獲得していた。その後の2013年の参院選では民主党は議席ゼロ(無所属と共産が1議席ずつ)。

2016年7月の第24回参議院選挙では、この民主党2議席を確保できるかが焦点となるだろう。

2010年と2013年の政党議席数比較

  • 2010年
    現与党 2議席(自1公1)
    現野党 3議席(民2み1)
  • 2013年
    与党3議席(自2公1)+1
    野党2議席(共1無1)ー1
過去2回の選挙を大局的に見れば、現与党が1議席伸ばし、現野党が1議席減らした。政党別に見れば、自民が1議席増やし、民主が2議席減らした。共産は1議席増やした。

今回1増選挙区という状況で、与党3議席を確保できるのか。与党(自民党)は4議席目を狙いに行くのか(難しいのではないか)。民主は2議席あるが政権を失って逆風の今、維持できるのか。

過去選挙直後の自民・対自民勢力 政党支持率(読売)


自公政党支持率
(安倍内閣支持率)
対自公勢力
政党支持率
(不支持)
うち
民主
うち
共産
支持
なし
2010年7月参院選後 29 33 28 3 23
2012年12月衆院選後 39 25 11 3 28
2013年7月参院選後 49(64) 19(24) 8 4 27
2014年12月衆院選後 41(51) 25(41) 10 7 31
2015年7月末 39(43) 15(49) 8 5 41
※その他には新党改革・幸福実現党は含めず

分析

  • 民主は、議席ゼロだった2013年参院選直後より微増。
  • 共産は、2013年参院選吉良よし子当選時より大幅増。
  • 与党は 、前回2議席確保した時より大幅に低下も抜きん出る。
更に詳しく見る方はこちら

【今回改選】第22回(2010年)参議院選東京選挙区

第22回参議院議員通常選挙 (2010年(平成22年)7月11日執行)
当日有権者数:10,620,508人  投票率:58.7%(前回比:)
当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧別 得票数 得票率
蓮舫 42 民主党 1,710,734票 28.1%
竹谷とし子 40 公明党 806,862票 13.2%
中川雅治 63 自由民主党 711,171票 11.7%
小川敏夫 62 民主党 696,672票 11.4%
松田公太 41 みんなの党 656,029票 10.8%

小池晃 50 日本共産党 552,187票 9.1%

東海由紀子 42 自由民主党 299,343票 4.9%

山田宏 52 日本創新党 200,692票 3.3%

小倉麻子 31 たちあがれ日本 120,023票 2.0%

森原秀樹 37 社会民主党 95,685票 1.6%

海治広太郎 49 新党改革 79,828票 1.3%

江木さおり 57 国民新党 53,948票 0.9%
以下略。 

各党分析

今回改選を迎える22回参院選の当選者と落選者。今回は1増であることに注意しておきたい。

民主党が政権下で2議席確保していた。蓮舫は28・1%でトップ当選だ。だが今回はこのような得票率は想定できない。厳しい防衛戦となるだろう(支持率比較は後述)

自民党は前回に引き続き2議席確保を目指す。いじめについてHPに記載して炎上した中川正春の公認を発表している。

松田公太は、日本を元気にする会として初めての選挙となる。知名度も高まるなか、どこまで得票数を伸ばすのかに注目だ。

注目の1増の6議席目だ。

次点(6着)の共産党の小池晃は、1増で当選の芽があるだろう。安保関連法案の審議の影響が続けば、得票数を伸ばす可能性がある。2013年第23回参院選では共産党は吉良よし子が70万票を集めて当選、2014年の衆院選や2015年の共産の躍進も追い風になる可能性がある。ただし5議席目争奪戦は激しくなるだろう。自民党が議席を取りにくると考えられる。

社民党、新党改革など当選にはるかに及ばない(失礼)政党も、比例票を狙いに擁立する可能性がある。ただし社民党は前回2013年の参院選では山本太郎の支援に回っている。

与党に拮抗する勢力をつくるために野党の選挙協力がどのように行われるのかに注目しておく。

【前回】第22回(2013年)東京都選挙区の選挙結果

第23回参議院議員通常選挙 (2013年(平成25年)7月21日執行)
当日有権者数:10,777,333人  投票率:53.51%(前回比:)
当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧別 得票数 得票率
丸川珠代 42 自由民主党 1,064,660票 18.9%
山口那津男 61 公明党 797,811票 14.2%
吉良佳子 30 日本共産党 703,901票 12.5%
山本太郎 38 無所属 666,684票 11.4%
武見敬三 61 自由民主党 612,388票 10.9%
鈴木寛 49 民主党 552,694票 9.8%
小倉淳 55 日本維新の会 413,637票 7.3%
桐島ローランド 45 みんなの党 320,287票 5.7%
大河原雅子 60 無所属 236,953票 4.2%
以下略。

分析

自民党が政権を奪還してからの参院選。自民党が1議席から2議席に増やしている。民主党は強い逆風で、議席確保ならず、2議席から大きく後退した。共産が1議席を確保している。無所属が1議席ずつ確保した。公明党は安定1議席確保。
  • 自民党計 29・8%
  • 公明党  14・2%
  • 共産党  12・5%
  • 民主党   9・8%
  • 維新    7・3%
ただしここまで政権与党に追い風が吹くとも現時点では考えにくい。2013年時点より、内閣支持率・与党政党支持率合計ともに下落しているのは上の表より明らかだ。

公認候補

  • 自民党 中川雅治
  • 民主党 蓮舫、小川敏夫
  • 共産党 山添拓
(2015年8月19日現在調べ)

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