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集団的自衛権の拡大にはすぐにはつながらないかもしれないが、海上保安の役割を共にすることによって、少しずつ、自衛隊の役割が変容していく。
目的は、中国との「シーレーン」の争いだ。
中国は、「一対一路構想」によって、ペルシャ湾までのシーレーンを抑えようとしている。中国は、AIIBなどをふくめた経済支援によって、東南アジア、南アジア、中東までの各国の「港」を抑えたいと考えるだろう。地続きのパキスタンのインド洋の港を中国は抑えている。今後も利用できる港を増やしていこうと考えるだろう。
米軍は、予算削減の流れの中で、役割を自衛隊に移したいと考えている。その流れの中で、まずは自衛隊の人材育成を勤めているといえる。