産経新聞が2015年8月31日の夜、重大な安倍首相の発言を報じた。橋下徹に敵対心を露わにしてきた自民党大阪府連の方針(で枚方市長選挙で敗北)に対して不快感を示したのだ。総裁の一言によって大阪府連は追い込まれる状況となる。これは大阪ダブル選挙の情勢を一変させ、橋下新党に圧倒的に有利な情勢を作り出すだろう。もちろん10月1日の橋下新党の設立に向けて追い風となる。
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情報資料
安倍首相、ついに決断 「民主党と組んで選挙する必要ない」 大阪・枚方市長選の惜敗受け
2015.8.31 21:19
安倍晋三首相は31日の自民党役員会で、自民、民主両党の国会議員らが支援した現職が、大阪維新の会の新人に2千票あまりの差で敗れた8月30日投開票の大阪府枚方市長選に関し、「民主党と組んで選挙をする必要はない」と述べ、自民党大阪府連の対応に不快感を示した。同市長選では竹本直一府連会長らが、民主党も支援した現職を応援した。当選した新人には、新党結成を表明した橋下徹大阪市長が応援に入った。
(http://www.sankei.com/politics/photos/150831/plt1508310052-p1.html)
情勢分析
この安倍晋三首相の発言は、10月1日に立ち上げる「橋下新党」への大きな追い風になるだろう。自民党大阪府連は、独自の動きをしてきた。橋下徹率いる維新と対峙するために、民主・共産と協力体制を撮ってきた。今年春の大阪都構想の住民投票においても同じ協力体制で、ほんの僅かの差で、都構想反対の結果を勝ち取ったのだ。
だが、今回の安倍首相の発言で、自民党本部が、これまでの大阪府連の方針に対してノーを突きつけたことになる。
これは、11月22日投開票の大阪ダブル選挙(大阪府知事選挙、大阪市長選挙)に対する重要な要素となる。
結論から言えば、今後、維新から別れる橋下新党への追い風になるだろう。
今後10月1日の橋下新党の誕生後、以下の枠組みが大阪に生まれる。- 橋下新党(維新の党 大阪系など全議員リスト)
- 自民党大阪府連
- 民主党
- 共産党
だが、今回の安倍発言によって、自民党大阪府連が協力体制から離脱する可能性が出てくる!
つまりこのような枠組みになる可能性が出てくる。
- 橋下新党 VS 自民府連 VS 共産党・民主党
自民党大阪府連は、追い込まれる状況となる。反橋下新党を通すならば自民党離脱の可能性もある。もし離脱できないならば、少なくとも共産・民主との共闘路線はなくなる可能性が高くなる!
大阪ダブル選挙に向けて、今、もっとも重要な局面を迎えている!
10月1日の橋下新党の立ち上げに向けて、これまでのパワーバランスを意図的に変更させる権力の動きがハッキリと目に見えだした!
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