ちなみに読売の世論調査は、
1)支持する 支持しない どちらとも言えない・わからない
と聞いた後に、「どちらとも言えない・わからない」と答えた人に対して
2)どちらかと言うと支持する どちらかと言うと支持しない
と重ねて質問して
1)支持する
2)どちらかと言うと支持する
を合わせた数字が「内閣支持率」となる。
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『 読売新聞社は5~7日、全国世論調査を実施した。十分に説明していないと思う人はほぼ変化がない。これ以上、安全保障関連法案の説明を繰り返しても、効果はなさそうだ。
安倍内閣の支持率は53%で、前回調査(5月8~10日)の58%から5ポイント下がった。不支持率は36%(前回32%)。安倍内閣が最優先で取り組んでいる安全保障関連法案の今国会での成立については、「反対」が59%(同48%)に上昇し、「賛成」の30%(同34%)を上回っている。
内閣支持率が低下したのは、安保関連法案の国会審議で野党が首相や閣僚を厳しく批判していることの影響や、国民の法案への懸念の表れとみられる。
政府・与党が法案の内容を十分に説明していないと思う人は80%に達し、与党が合意した安保法制について聞いた今年4月調査(3~5日)の81%と、ほぼ変化はない。「十分に説明している」は14%(4月は12%)にとどまっており、政府・与党には今後の国会審議などを通じて、より丁寧な説明が求められる。』
(http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150607-OYT1T50081.html)
今後も、じわじわ、内閣の支持率は下がる傾向と言えそうだが、 とはいえ、今後急落するという傾向とも言いにくいのではないか。
7月頭の世論調査で、さらに5ポイントマイナスでも、48%の支持率となる。その場合、強行採決を行っても政権は維持できると判断できる情勢である可能性がある。
今後、年金情報漏洩問題が拡大したり、7月の「辺野古承認の取り消し」が起きることになれば、内閣支持率にさらにネガティブに働く可能性もある。